梅雨時期の心と体を整えるおすすめの方法
梅雨は春に次いで気温差が激しく、湿度も高いため体調を崩しやすい季節と言われております。さらに気圧の低下と温度や湿度の上昇に伴って、体がだるい、ゆううつ、頭痛、イライラなどの症状が出現する方も多いと思います。「今日はどんよりした天気(雨)でなんか元気が出ないなぁ」といった気分になることがありませんか?実はそれは気のせいではなく気圧や温度、湿度による因果関係があるのです。
そこで今回は梅雨に負けないこころと体になるために、こころと体を整えるおすすめの方法についてお伝えしていきたいと思います。
1.朝、起きたらすぐにカーテンと窓を開け室内を明るくする。
眠っている間は副交感神経が優位で朝明るくなって目覚めると交感神経が優位になるのですが、どんより雲でじめじめした梅雨空が続くとその切り替えが上手くいかなくなります。そのため自律神経のバランスが悪くなり、体がだるくなったり頭痛やゆううつな気分が出現します。
そのため、まず朝起きたらカーテンを開け室内に光を取り込み窓を開けてみましょう。雨が降っていても数分間、窓を開けることもお勧めします。それでも暗いときは、電気をつけて「朝ですよ。」と体に認識させてみましょう。できるだけ室内を明るくすることがポイントです。そうすることで脳に覚醒のスイッチが入ります。それと同時に脳内ホルモンのセロトニンが放出され、うつ病や不眠症の予防にも効果を発揮します。
2.免疫力を上げて心と体を整える
免疫力とは病気から逃れるために働く「自分たちの体を守るために働く力」です。空気中には見えないウイルスや細菌、花粉などがたくさん存在しています。しかしそれらを吸い込んでも病気にならないのは免疫力が備わっているからだといえます。
「免疫力が上げれば病気になりにくい体になる」ということはご存知でしょうか。
免疫力を下げる原因を知り、免疫力を上げる方法をお伝えし、梅雨を乗り切れる体つくりのお手伝いをしたいと思います。
免疫力を下げる原因
・加齢
・偏った食生活
・ストレス
・不規則な生活
・薬の飲みすぎ
今回はこの中から、取り入れやすい食生活についてお伝えしたいと思います。
免疫力を上げる食材と食べ方
ヨーグルト
1日200~300g食べる。
乳酸菌は腸内に定着しないので、毎日とることが大切です。
はちみつやバナナと一緒に摂る。
ヨーグルトは胃酸に弱いので、食後すぐに食べて生きたまま腸へ届けましょう。
納豆は夕食に食べる。
接種の目安は1日50g。
他の食材と組み合わせる。
抗酸化作用のあるネギ、食物繊維の多いオクラ、乳酸菌の多いキムチと合わせればさらに健康効果がアップ!!!
卵黄を入れて食べると記憶力や集中力を向上させる効果が○→認知症予防
キノコ類はたっぷり食べる。
きのこ類は食物繊維が豊富。さらに低カロリーなので、たくさん食べても安心。
たっぷり食べて腸の中を大掃除しましょう。
腸がきれいになると、善玉菌が増えやすくなり免疫力がアップします。
抗がん作用もあります。
100度以下の熱で短時間で調理する。
さっと炒めたり、お味噌汁に入れるのがおすすめです。
ブロッコリーはスプラウトが強力
ブロッコリーは老化の原因物質とたたかうファイトケミカルを多く含み、体を「サビ」から守ってくれます。
ファイトケミカルは、がんを予防したり老化を予防したりしてくれます。
スプラウトは、成長したブロッコリーより多くのスルフォラファンを含み、体内の活性酸素(活性酸素は免疫力低下の重大な原因のひとつ。)や有毒物質を取り除きます。
ブロッコリーの茎には免疫力アップにつながるビタミンⅭが豊富です。薄めに切るなどして食べましょう。
ジュースやスムージーにすると効率的にスルフォラファンが摂れます。
他にも、キャベツは酢漬けにすると腸に効く
卵は積極的に食べる
笑うことは免疫力が上がる
40度のお湯で半身浴20分で結構改善し免疫力強化etc
これから少しずつ紹介していきたいと思います。
参考文献
『免疫力を上げて一生健康』 宝島社